Google、PageSpeed Insightsでサイト全体のスピードを計測可能に、他3選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/06/29

Google、PageSpeed Insightsでサイト全体のスピードを計測可能に、他3選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/06/29


大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから3選、Instagramから1選です。

  1. Google、PageSpeed Insightsでサイト全体のスピードを計測可能に
  2. Instagram、縦型の長尺動画を楽しめるアプリを発表
  3. 米Google、ホテル検索に新たなフィルターをテスト中
  4. Google、新Search ConsoleにURL検査ツールを追加

1.Google、PageSpeed Insightsでサイト全体のスピードを計測可能に

公開日
Jun 21, 2018 7:46 am

発信元
Search Engine Roundtable:Google PageSpeed Insights Now Aggregates Speed Data For Origin Site

概要

GoogleのPageSpeed Insightは、これまで単一ページが対象でしたが、今回、サイト全体のスピードを集計した速度データを確認できるようになりました。

サイト全体のデータを集計するには、ドメイン名のURLの先頭にorigin:を付けることで可能となります。弊社サイトであれば、origin:https://demandsphere.jpを入力する形となります。


サイト全体のデータ集計イメージ

個別ページだけでなく、サイトとしてのスピードがユーザーへ与える印象は大きいと思いますので、サイト全体のスピードを確認してみてはいかがでしょうか。

2.Instagram、縦型の長尺動画を楽しめるアプリを発表

公開日
June 21, 2018

発信元
Facebookニュースルーム:Instagram、縦型の長尺動画を楽しめるアプリ「IGTV」を発表

概要

Instagramは公式ブログで、縦型の長尺動画を楽しめる新たなアプリ「IGTV」をローンチすることを発表しました。全世界で今後数週間以内に展開予定とのことです。

IGTVは新しい動画の視聴体験を楽しめるアプリで、普段モバイルを使うときの縦型に合わせてデザインされています。Instagramのフィードでは、60秒までの動画の投稿・視聴が可能でしたが*、IGTVでは最長60分までとなります。Instagramアカウントを持っていれば、誰でもIGTVに動画を投稿することができます。


IGTVイメージ

なお、Instagramアプリ内からもIGTVの機能を楽しむことが可能となります。


Instagramアプリ内からIGTV機能へアクセス

本アプリのイメージ動画はこちらよりご覧いただけます。
https://player.vimeo.com/video/275943391?app_id=122963

3.米Google、ホテル検索に新たなフィルターをテスト中

公開日
JUNE 25, 2018 AT 4:52 AM

発信元
The SEM Post:Google Adds New Hotel Carousel Features to Search Results

概要

米Googleはホテル検索に新たなカルーセルの絞り込みをテストしているようです。
MozのPete Meyers氏のツイートによると、ホテル検索の際に、TOP CHOICES、GEUEST FAVORITES、BUDGET OPTIONSといったカルーセルでのフィルターが表示されています。ユーザーが直感的にわかりやすいフィルターとなっています。


ホテル検索にカルーセルのフィルターを表示

Googleはホテル検索のアップデートを続けていますので、今後も新たなトピックがあればご案内していきたいと思います。

4.Google、新Search ConsoleにURL検査ツールを追加

公開日
June 25, 2018

発信元
Google Webmaster Central Blog:New URL inspection tool & more in Search Console

概要

Googleは、新しいSearch Consoleに、URL検査ツールを追加したと発表しました。
URL検査ツールは、URLの詳細なインデックス登録状況をレポートしてくれます。

具体的には、下記の状況について確認することができます。

  • URLがGoogleに登録されていない
  • URLがGoogleに登録されているが問題がある
  • URLがGoogleに登録されていない。インデックス登録エラー
  • URLがGoogleに登録されていない
  • URLが代替バージョン

URLが正常にインデックスされていない場合には、原因が何かを確認することができます。また、インデックス カバレッジ、AMPおよびリッチリザルトについてもレポートされます。


URL検査ツールイメージ


インデックスされていない場合の画面イメージ

Google金谷さんのツイートでは、展開するまで1週間程かかるとされています。実装されると「URLを検査」という項目が表示されるとのことです。


Google金谷さんのツイート

詳細については日本語のヘルプ記事がありますので、こちらで確認いただけます。
https://support.google.com/webmasters/answer/9012289

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Coming Soon Calendar

SEO担当が覚えておいたほうが良い、直近の予定を記載していきます。

2018.3月9日前後
Googleのコアアルゴリズムアップデート
2018.3月中旬
BingがJSON-LDフォーマットに対応開始
2018.3月26日
Google、MFI対象サイトを拡大
2018.3月28日前後
Googleのアルゴリズムアップデートか?
2018.7月
Google Chrome、セキュアでない全ページで”保護されていません”を表示開始
2018.7月
Google、ページスピードをモバイル検索ランキングに加味する
2018.9月
Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止

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