
大規模向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と、海外とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週は、Googleから2選です。
1.Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止
公開日
May 17, 2018
発信元
Search Engine Land:Evolving Chrome’s security indicators

概要
Googleは公式ブログで、2018年9月にリリースされるChrome69から、HTTPSページで表示される「保護された通信」ラベルを廃止すると発表しました。HTTPSの移行が進み、HTTPSが安全であることを伝える必要がなくなってきたという判断のようです。

HTTPSページのラベル表示変化
また、HTTPページでフォームに入力しようとすると、「保護されていない通信」ラベルが赤字表示になり、危険性を強調する形になるようです。

HTTPページのラベルを赤字に
HTTPS化を検討している方向けには、ガイドを公開していますので、参考になると思います。
https://developers.google.com/web/fundamentals/security/encrypt-in-transit/why-https
2.Google for jobsの対応を11ヶ国に拡大
公開日
May 17, 2018 • 7:42 am
発信元
Search Engine Roundtable:Google Expands Job Posting Structured Data To Additional Countries

概要
Googleは、2017年6月にGoogle for jobsをUSでリリースしましたが、下記のエリアへも拡大したとのことです。
アフリカ
- 
- ケニア
 - ナイジェリア
 - 南アフリカ
 
 
アジア
- 
- インド
 
 
南米
- 
- アルゼンチン
 - ブラジル
 - コロンビア
 - チリ
 - メキシコ
 
 
北米
- カナダ
 - アメリカ
 
日本はまだローンチエリアに含まれていませんが、今後も順次対応エリアが拡大していきそうです。
デベロッパー向けサイトには、Google for jobsの成功事例も掲載されていますので、参考にしてはいかがでしょうか。
https://developers.google.com/search/case-studies/ziprecruiter-case-study
Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいGinzaブログ
- 無料eブック『他社に差をつけるSEO実践ガイド〜キーワード選定、サイト構造、コンテンツ編〜』ダウンロード
 - SERPs(検索結果)の特徴をつかんでSEOに活用〜SERPs Feature Trendチャートの活用法〜
 
Ginzaウィークリートレンド バックナンバー
Ginzaウィークリートレンドの過去記事一覧はこちら
- 第123回:Google、JavaScriptに対応するため2つのテストツールをアップデート、他3選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/05/18
 - 第122回:Google、モバイルファーストインデックスの通知を開始、他4選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/05/11
 - 第121回:Google、4月16日にコアアルゴリズムをアップデート、他1選:Ginza SEOウィークリートレンド 2018/04/27
 
Coming Soon Calendar
SEO担当が覚えておいたほうが良い、直近の予定を記載していきます。
- 2018.3月9日前後
 - Googleのコアアルゴリズムアップデート
 - 2018.3月中旬
 - BingがJSON-LDフォーマットに対応開始
 - 2018.3月26日
 - Google、MFI対象サイトを拡大
 - 2018.3月28日前後
 - Googleのアルゴリズムアップデートか?
 - 2018.7月
 - Google Chrome、セキュアでない全ページで”保護されていません”を表示開始
 - 2018.7月
 - Google、ページスピードをモバイル検索ランキングに加味する
 - 2018.9月
 - Chrome69からHTTPSページの保護された通信ラベルを廃止
 
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